保育士や2児の母として、
「赤ちゃんがどんな絵本を楽しむのか?」
「言葉の発達に役立つ絵本は?」
と試行錯誤しながら、たくさんの絵本を読んできました。
実際の経験を元に、今回は語彙力アップ
につながる0歳児向けのおすすめ絵本をご紹介します。
読み聞かせのコツも交えながら、
親子で楽しめる絵本の魅力をお伝えできたらと思います。
赤ちゃんの語彙力はどう育つ?
赤ちゃんは、生まれた瞬間から
言葉の世界に触れています。
まだ話せなくても、親の声や周囲の音
を聞きながら、言葉のリズムや
意味を少しずつ理解していくのです。
特に、0歳のうちにたくさんの言葉を耳にすることで、
語彙の土台が作られます。
この時期に大切なのは、
「聞く」「見る」「触れる」など、
五感を使った言葉の体験です。
0歳児の語彙発達に必要な3つのポイント
繰り返し聞く
赤ちゃんは、同じ言葉を
何度も聞くことで意味を覚えていきます。
言葉の繰り返し表現が多い絵本は、
語彙の定着を助けます。
擬音語や簡単な言葉
擬音語たっぷりの絵本は、
音の面白さを感じるきっかけになります。
赤ちゃんは、リズムのある言葉に
反応しやすいので、絵本の音読が効果的です。
親子のやり取り
一方通行の読み聞かせではなく、
赤ちゃんの反応を見ながら
語りかけることがポイント。
「このりんご、おいしそうだね」
「ワンワンだね!」と、
絵本を通じて会話すると、
言葉の意味を理解しやすくなります。
語彙を増やす絵本のポイント
語彙力の発達過程を踏まえて、
絵本を選ぶポイントを整理すると…
・繰り返しのあるフレーズが多いもの
・擬音語やリズムのある言葉が多いもの
・シンプルでわかりやすい言葉を使っているもの
・親子でコミュニケーションしながら読めるもの
まず言葉に興味を持ってもらいたいなら、
擬音語やリズムのある言葉が多いものがおすすめ。
言葉のインプットをしていきたいなら、
繰り返しのフレーズや、
長い文章よりも、短くてシンプルな言葉のものがおすすめ。
コミュニケーションを取りたいなら、
絵を指差しながら「ワンワンだね」
「バナナおいしそう!」など、
親子でやりとりできるものがおすすめです。
おすすめの絵本
■繰り返しのあるフレーズが多いもの
ももんちゃんシリーズ
作者はとよたかずひこさん
主人公は、ももんちゃんという
おむつ姿のかわいい赤ちゃん。
ももんちゃんは、元気いっぱいで好奇心旺盛!
さまざまなキャラクターと遊びながら、
楽しい冒険を繰り広げます。
■擬音語やリズムのある言葉が多い
0歳からの親子で音読
作者は言語学や漢字の研究を専門とする山口謠司さん
「聞く音=言う音=読む文字」の連携を大切にし、
赤ちゃんが言葉を覚えるプロセスを
自然にサポートできるよう工夫されています。
■シンプルでわかりやすい言葉を使っている
赤ちゃん絵本セット
作者はとだこうしろうさん
元グラフィックデザイナーということもあり、
視覚的に美しく、シンプルで
子どもが理解しやすい絵本を手掛けています。
■親子でコミュニケーションしながら読める
だるまさんシリーズ
作者はかがくいひろしさん
シンプルなフレーズとだるまさんの
ユニークな動きが特徴で、
「だるまさんが…?」
「だるまさんの…?」
と赤ちゃんに問いかけることで、
続きに期待をもたせたり、
一緒にポーズを取ったり、
スキンシップやコミュニケーション
につながる絵本です。
読み聞かせのコツ
読み聞かせ方も、実は言葉を脳に定着させるために
大事なポイントです。
ゆっくり、はっきり読む
赤ちゃんは、言葉の音をじっくり
聞きながら覚えていきます。
一語一語をはっきり発音し、
適度な間を取ることで、
言葉の意味を理解しやすくなります。
ジェスチャーや表情をつける
言葉に合わせて動きをつけると、
赤ちゃんの興味を引きやすいです。
「ぴょーん!」と読むときに手を跳ね上げたり、
「しーん」と読むときに静かにすると、
言葉と動きが結びつきます。
いろんな絵本を読むより、1冊を繰り返し読む
赤ちゃんは、同じ絵本を何度も
読むことで言葉を覚えます。
お気に入りの絵本を何度も
読んであげることで、
語彙が自然に増えていきます。
問いかけを交えながら読む
「これはなにかな?」「ワンワンいたね!」
と声をかけることで、
赤ちゃんの反応を引き出せます。
一方的に読むのではなく、
親子で会話をするように
読み聞かせをするのがポイント。
さいごに

すぐ飽きちゃって、最後まで読めない…
そういう時は、赤ちゃんの発達に合っていない
のかもしれません。
少し簡単な絵本を選ぶのも手。
もしくは、高速で読むという手もあります。

言葉の定着にはゆっくり読むんじゃないの?
「絵本に興味を持ってもらう」
を目的とするならば、スピードをあげて
読むのは1つのやり方です。
興味を持てるようになってきたら、
速度を落として、言葉が理解できるよう
読み聞かせしていけばOKです。
今回紹介した以外にも、素敵な絵本はたくさんあるので、
また別記事で紹介したいと思います!

