
子どもの着替え、いつから教えるべき?

1歳から教えられます!

1歳って早すぎない…?

実はそんなことないんです。
歩き始めたら、もう着替えを教え始めてOK。
早いと1歳過ぎで、自分でズボンの着脱が
できるなんてことも。
この時期から始めることで、
子どもの成長や自立を大きく後押し
することができます。
また、着替えを嫌がる子どもも、
モンテッソーリ流の工夫を取り入れることで、
楽しく学ぶことができます。
本記事では、1歳から始める着替えの教え方を
具体的に解説します。
1歳から着替えを教えるメリット
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育の大原則
子どもが生まれ持つできる力を信じ、
大人は力を発揮できる環境を整える。
まだ赤ちゃん感が残る1歳~3歳。
つい手伝ってあげたくなってしまうもの
ですが、実はこの時期は脳が本能的に
自立や生活スキルを吸収しようとするので、
(モンテッソーリでいう敏感期)
できるだけ自分でできるように
サポートしてあげると成長につながります。
具体的なメリット
• 自立心が育つ:
「自分でできた!」という体験で、
子どもは自信を持つことができます。
この小さな成功体験を積み重ねる事が、
子どもの自立心や自己肯定感の向上に
つながっていきます。
特別なことをしなくても、日常の中で
育ててあげることができます。
• 大人の負担も軽くなる:
当たり前ですが、自分で着替えられると
大人が手伝う手間が減ります。
特に兄弟が生まれる前に、ある程度
自分でできるようになっておくと
大人の負担がかなり違ってきますよね。
実践編:1歳からでもできる着替えの教え方
環境を整える
まずは、子どもが自分でできるように
周囲の環境を整えます。
- 低い位置に洋服を掛けたり、取り出しやすい引き出しに衣類を収納する。
- 着る洋服を選ばせる。
- 着替えるタイミングを決める。
最初は、多数ある中から選ぶのは難しいので
大人が2つほど選んで「どっちがいい?」から
始めると選びやすくなります。
自分で選択させることは、自主性や判断力を
育てます。
また、着替えるタイミングを起きたらすぐ、
朝ごはんの前など決めてあげることで、
子どもは同じ流れで進むと見通しが立ち、
安心できるので着替えがスムーズになります。
段階を踏んだステップアップ方法
① 親が見本を見せる:
「ママも着替えるから、一緒にやろうね」
と誘います。
学ぶの語源が「真似る」からきているように
真似ることによって学ぶので、
大人が着替える様子を見せることで
子どもは自然と着替え方を学んでいます。
② 一緒にやる(共同作業):
■上(Tシャツ、トレーナーなど)
シャツを上からかぶせて頭を出す
所から始めます。
「いないないばあ!」
など声をかけると、やりやすいです。
次は、袖を持ってあげて、腕を自分で
通せるようにサポートします。
■下(ズボン、スカートなど)
まず、お座りさせます。
ウエスト部分を一緒に持ち、足を通す
練習から始めます。

トンネルから右足出てくるかな?
などと声をかけると楽しくできます。
足が通せたら、立たせて、
ウエストを持って、腰の位置まで
引き上げる練習をします。
最初は前の引き上げ、次に後ろの引き上げ
と段階的に1つずつ教えると理解しやすいです。
■靴下
まずは足先にかぶせてあげます。
そこからくるぶしまで引き上げさせてみます。
足先にかぶせるのはなかなか難しいので、
ゴムかけなど遊びで練習するのもありです。
※モンテッソーリのおしごとは別記事をどうぞ
③ 挑戦させてみる:

次は自分でやってみる?
帽子や靴下など、成功しやすいアイテムから
始めると自信が持ちやすく、
モチベーションアップにつながります。
楽しめるアイデアを取り入れる
• 「今日の服、どれにする?」と選択肢を与える
• 「お着替えレース」などゲーム感覚で挑戦する
• できたことを確認しながら進める
子どもは自分が想像している通りに体を動かせず、
うまくいかないとイライラして「いや!」と
なるもの。

ここまでできたね
とまずできたことを認めます。
「次はここまでできるかな?」
「ここは一緒にやればできるかも?」
と子どもができることを認めながら
進めると、スムーズに進みやすくなります。
トラブル対応:着替えを嫌がる子どもへのアプローチ
原因例①疲れている
単純に疲れていて面倒。
そんな時は、手伝ってあげてしまってOK。
甘えさせてしまってOKです。
十分甘えたい気持ちを満たしてもらうことは、
自己肯定感の向上につながり、実は
自立にもつながります。
毎回毎回甘えてくるようだったら、

今日は手伝うけど、
本当はかっこよく自分で
できるんだよねー
など、自分でできることがすごいんだ!
と認めていることを伝えておくと、
次第に自分でやろうという気持ちが芽生えていきます。
原因例②興味がない
着替えそのものに興味がない。
そんな時は、本人が興味を持つものと
結びつけて着替えに誘います。
例えば、電車が好きな子なら、

ズボンから出てくるのは
山手線?総武線?どっちかな~
と電車に例えてみたり。
原因例③失敗への不安
どうせ自分でできないし。
やりたいけどできないからいや!
そんな時は、成功できそうな所
からやらせてみます。
シャツの袖を通す、ズボンに足を通す
など1つでもできたら、

できたね!
うまく通せたね!
と認めてあげます。
小さな成功を積み重ねることで
自信をつけると、やってみようという
気持ちを引き出せます。
原因例④服が苦手
服の素材や形が嫌いというケースもあります。
別の服に変えてみたり、
もしくはどれがいいか選ばせて、
納得感を持てるかがポイントです。
親も子も成長を楽しむ着替えのステップ
着替えは「自立の第一歩」。
1歳から少しずつ始めることで、
子どもの成長をサポートできます。
子どもが自分でできた時に見せる笑顔からは、
心の底から嬉しいという気持ちが
伝わってきて、こちらも嬉しくなりますよね。
ぜひお子さんと一緒に楽しんで、チャレンジ
してみてください!

