保育士ママ直伝!イヤイヤ期の対応策5選

教育・子育て

何でもイヤイヤって、こっちが嫌なんですけど。
なんでずっと泣いてるの?いつまで続く?イライラ…つらい。

そんな悩みに保育士ママの経験談から、効果的だった対応策をまとめました。

なぜイヤイヤ期が来るのか?脳科学的な根拠から知りたい方は冒頭からどうぞ。

さっさと対応策を知りたい!方は冒頭はすっ飛ばして、以下目次から対応策へ。

そもそもイヤイヤ期とは?

イヤイヤ期は、おおよそ2歳から3歳ごろに始まる、子どもが自己主張や自立心を発達させる過程で現れるものです。

脳科学的に見ると、子どもの脳が急速に発達し、感情や言語能力の獲得が進む時期でもあります。前頭前野と呼ばれる部分(感情制御や問題解決に関与している)が発育が進むことで、自分の考えや感情を表現しようとするのです。

そのため、独立心が芽生え、自分でやりたいという気持ちが強くなったり、自分の意見を主張することが多くなります。

脳の発達過程なので、ストレスや感情コントロールが難しく、イヤイヤにつながります。

イヤイヤ期の特徴

急に感情が爆発したり、「やりたくない」「嫌だ」といった否定的な言葉が増えることが挙げられます。

親にとっては、一見理解しづらい行動が増え、大変な時期ではありますが、子どもの人格形成に影響する大事な時期でもあります。親に気持ちに共感してもらう事で、安心感から自己肯定感を高めることにつながったり、主体的に行動できるようになったりします。

つまり、子どもに「安心感」を与えることが、イヤイヤを和らげることにつながります。

理屈はわかったけど、ついイライラして…これってダメな対応?
何が正解なの?

ではどんな対応が効果的なのか、実体験を元に紹介していきます。

イヤイヤ期対応策

①共感して、感情にラベリングする

まずは気持ちに共感し、感情を「ラベリング」します。

子「いやだ!」

親「自分で着替えたかったけど、うまくいかなかったから怒ってるんだね」

→対応策②に続く

自分自身の普段の生活を振り返って、仕事や家事に追われて忙しすぎるとき、ちょっとしたミスにイラっとして「あーもう!」って、感情が爆発する経験ありませんか?

イヤイヤ期の子どもはまさにその状態です。感情が湧いてきたけど、どう処理したらいいかわからない、脳の処理が追いついていないのです。

共感する事で安心感を与え、感情をラベリング(名前づけ)する事で理性的な理解を促します。感情を言葉で理解できるように援助する事で、ストレス管理がうまくなります。

②理由を伝え、考えさせる

次に、理由を伝えてなぜそうすべきか、どうすべきかを自分で考えさせます。

子「自分でやりたかったの」

親「そうだね、でも両足が同じ所から出てるから、うまく履けなかったね。じゃあ、どうしたらいいかな?何からやってみる?」

子「わからない」

親「じゃあ1回脱いで、もう1度やってみよう。どっちの足から入れてみる?」

朝の出勤前等忙しい時にイヤイヤされると、「何が嫌なの、早くして!」と思いますよね。大人が手伝ってしまったほうが早いですし、ゆっくり話している場合じゃない…。

でも、ここで急に親に手を出されたら子どもはどう思うでしょう?

自分が子どもだとして、自分でやろうとしているのに何も言わずに急に他の人が手出ししてきたら、イラっとしませんか?

なぜそうすべきか、どうすべきかを一緒に考える事で、子どもは納得して安心感を得られます。何も言わずに手出しをしてしまうと、子どもは自分の意思に反することが起きて、余計にパニックになって嫌がったり、自分で考えて行動できないようになります。

時間に余裕がある時はぜひ、理由を伝えて自分で考えさせる時間を与えてみてください。

時間に余裕がない時は、「今日はごめんね。時間がないから、手伝ってしまうね。」と一言前置きしてみてください。この一言があるだけで、子どもは安心できたり、次はもっと早くやろうという意欲につながったりします。

③約束する

具体的な約束をすることで、子どもにとって予測可能な環境を提供し、安心感を与えます。

子「着替えたくない」

親「着替えないと、大事なパジャマが汚れるよ」

子「着替えたくないの!」

親「じゃあ、いつ着替える?ご飯食べてからにする?」

子「わかった」

親「約束ね。ご飯食べたら、着替えるよ」

約束で先の見通しがたち、また自分の意思を尊重してもらえたという納得感や安心感を得た事で、ストレスや不安が軽減されます。

また、時計に興味を持ち始めたら、

「長い針が3になったら、着替えようか」

などと、時間で約束するのもおすすめです。時間の概念を形成することにもつながります。

④興味を引くものを使う

子どもが興味を持つものを使うことで、「楽しい」というポジティブな感情に変換します。

子「片づけたくない」

親「じゃあどっちが早いか競争しようか!」

やらなければならない事ではなく、「遊び」にすることで、子どもの脳は競争心や楽しさに反応し、やる気や集中力が高まります。脳内のドーパミンなどの神経伝達物質が放出され、ポジティブな体験を通じて興味を引く瞬間が記憶に残ります。

また、好きなキャラクターやおもちゃを利用する方法もあります。

子「行きたくない」

親「ミッキーと一緒に行く?」

子「いや」

親「誰と行く?(以下ミッキーにアフレコ)一緒に行こうよ!」

子「あ!」

親「ミッキーが一緒に行こうだって。どうする?」

アフレコは少々恥ずかしいかもしれませんが…興味を引く要素を取り入れることで、子どもの脳は新しい経験や知識を積極的に取り込みます。脳に「楽しいこと」とインプットさせることで、興味が高まります。

⑤時間を置く

どうしようもない時は、放っておいてしばらく時間を置くのも手です。時間を置くことは、脳の感情制御部分に余裕を与え、冷静になる時間を提供する効果があります。

感情の高まりは一時的なものであり、時間を経て前頭前野が再び効果的に機能するようになります。この間に子どもは自分の感情を整理し、冷静に考える力が養われます。

ただし、親がその場を離れてしまうことは子どもをかえって不安にさせてしまうので、子どもが見える所にいながら放っておきます。ご飯を食べないというなら、親が先に食べ始める、着替えないというなら、片付けや準備など先にできることを進めてしまうなど、他にやるべき事を進めていれば、時間の無駄もなく親のストレスも軽減できます。

まとめ

当たり前ですが、イヤイヤ期は永遠には続きません。なぜなら、前述にも書いた通り、脳の発達過程で感情制御やストレス管理を学ぶ時期が来ているだけだからです。(また後々反抗期ってのも来ますが…)

個人差はありますが、大体4歳くらいには落ち着いてきます。

逆に言うと、この1,2年は感情制御やストレス管理を学び、主体性を育てる大事な時期。問題解決能力やレジリエンス(ストレス耐性)、自己肯定感にもつながっていきます。

親が苦労する時期ではありますが、この記事が少しでもポジティブにイヤイヤ期を乗り越える手助けになったら嬉しいです。

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